建築工法・仕様
八正建設の家づくりを支える建築工法と仕様

何よりも「安全」「快適」を最優先に、クオリティを追求した木造在来工法
八正建設では木造在来工法をベースに、
外壁通気工法・基礎断熱工法・耐候性の高い屋根材や外壁材を採用する事で
耐久性に優れた住宅建設を行っています。
“冬暖かく、夏涼しい家”
住まう方にとってより快適な住空間をご提供するべく、”ハイベストウッド”や”ザ・ロック”を採用して
構造上において耐震性と制震性を兼ね備えた”ハイブリッド構造”としています。
加えて、省エネルギー性や一定の防犯性も考慮した住宅を目指しています。


01
高耐久・高強度を実現するコンクリートべた基礎
建物を支える基礎は、地盤調査を実施したうえで必要に応じて地盤改良を行い、安全な地盤の上に施工されます。そして、建物の荷重を支えその力を地盤に均等に伝えるため、コンクリートべた基礎工法を採用しています。この基礎は、全面コンクリートのため地盤面からの湿気を通さず、07の基礎断熱工法により、床下は常に乾燥状態でシロアリを寄せ付けません。また、コンクリート打設前に、第三者機関による配筋検査が入ります。
02
耐震+制震の木材住宅用ダンパー『THE ROCK』
本震前後に複数回大きな揺れを繰り返す地震に効果を発揮する木造住宅用新ダンパーが『THE ROCK』です。
建物の構造には、耐力壁や筋交いを適切に配置する耐震技術と、揺れを吸収してやわらげる制震技術を組み合わせています。これにより地震による振動エネルギーを効率的に吸収・分散し、住宅への損傷を大幅に抑えます。また、特殊なゴムで作られた部材は、約60年間性能劣化もなくメンテナンスも不要です。


03
地震に強い家、厚さ24㎜の剛床構造
剛床工法とは根太を設けず床下地合板を厚くして直接井桁組梁材に留め付ける床組み工法で、従来の『根太床工法』に比べ高い剛性を実現します。地震によって建物に加わる水平方向の荷重(横揺れ)は、床に加わり、その力は柱、壁を伝わり、基礎を通じて地面に抜けていきます。その地震力で床の剛性を確保するためにも、当社では1階・2階の床に24mmの厚さがある構造用合板を打ち付けています。
04
構造用面材ハイベストウッド
土台・柱・横架材をハイベストウッドで一体化し、構造用合板などを利用し剛床とすることで全体を箱状とし壁面全体で外力を受け止めることで、優れた耐震、耐風性能が得られます。また衝撃性、耐水性、防蟻性、透湿性にも優れています。 構造用ハイベストウッドは壁倍率4.0 倍と2.5 倍(木材軸組工法)の認定製品です。さらに、耐力壁材として重要な面内せん断力は、構造用合板(9mm)の約2倍の値が得られます。


05
壁・床・屋根の断熱材を強化
居住スペースをスッポリとつつみこむ様に外気に接している屋根(または天井)・外壁・基礎に高性能の断熱材を設けています。優れた断熱性能で省エネルギー等級4以上を確保しています。
06
壁内結露を防止し建物の耐久性を高める外壁通気工法
木造の建物を長く保つためには、木材の乾燥を保つことが大切です。湿気は建物の内外から入り込みます。温かい空気は多くの水蒸気を含むことができますが気温が下がると内部結露が発生しやすくなります。そこで壁体内の湿気(水蒸気)は通し、外部からの雨を通さない透湿防水シートで壁の外側を覆い、外壁材との間に外気が流れる層(通気層)を作ることで、壁体内の湿気を通気層を通して外部に放出します。


07
床下も室内環境に近くなる基礎断熱工法
当社は基礎断熱工法を標準採用しています。基礎外周の立ち上がり部分に厚さ50mmの板状の断熱材(発泡ポリスチレンフォーム)を施工し、床下換気口を設けない工法です。このように施工することで、気密施工が容易に出来るので床下の断熱気密性能を確保しやすくなります。基礎の換気口がないため、外気や湿気を取り込まず、1階の室内環境に近くなるので冬場の床面の冷たさがやわらぐ効果があります。
08
構造材は全てJAS規格に適合した集成材を使用
構造材は含水率を15%以下に抑えた集成材を使用し、通し柱と土台には防蟻性に優れた桧の集成材を用いています。 集成材は天然木に対して1.5倍の強度を持ち、狂いや収縮が少ないため、建築後の木材の乾燥・収縮による建物の歪みも解消します。


09
開口部(窓)を強化
高断熱複層ガラス(Low-e複層ガラス)を採用
開口部は、厚みはなく隙間があるため、流出する熱エネルギーの割合は約48%になるといわれています。特に冬場はその開口部から暖かさが逃げていかないように対策を取ることが大切です。当社の採用するLow-e複層ガラスは特殊金属膜と中空層の効果で一般ペアガラスに比べて約2倍の断熱効果を発揮します。断熱効果を高めることで室内の快適さが向上させます。